うっひょー、首位破り

2週間ぶりの試合となりました。vs柏戦。
結果を先に言っちゃえば、2−0で勝利。
第1クール、第2クールと煮え湯を飲まされてきたので。この1勝は大きい。
久しく忘れていた「勝利の歓喜」。水戸戦後でもなかった感覚だった。
前半にあった震度3の地震のせいで気持ち悪くなるほど緊張感も高まっていたが。


なにせこの日の主審・早川一行がウンコ。
前半は、とにかくウチの選手が相手に触れればファール、って状態。
倒れたら即イエローだ。試合も止まる止まる。落ち着いて見てられん。
後半早々、キンちゃんが「遅延」ってことで2枚目のイエロー・退場。
笛鳴ったあとに「ポコン」ってボールを主審に向かって軽く蹴っただけ。
杓子定規ジャッジの典型ですな。
第1クールの柏戦、チアゴ退場後に1点決められて負けた試合を思い出す。
「こりゃー、引き分けなら御の字だな。ホームだけど」なんて
ガッカリ気分で見ていた3分後、ゴール前の混戦から
梁ゴール!!

選手を信じてやれなかった……。正直すまんかった。
その10分後には、PA内でボルジェスラリアットかましたとしてPKゲット。
ラリアットかましたDFは一発退場だったが、
ビデオで確認したら蔵川じゃなかったね。さすがウンコ審判・早川。
このPKをボルが自分で決めて2−0。
その後の柏の猛攻も、神が降りてきた小針のファインセーブと
DF陣の体を投げ出すような守備で防ぎきる。
あの守備は先日のみちのくダービーで山形がやっていたこと。
それなんですよ、キミたちに求めていたのは。とか偉そうに語る。


1人退場、1点リードでもウチは引いて守るなんてことしなかったねー。
できないからなんだけど。
下手にDFの枚数増やして守りに徹しているとベガルタシンドロームが発症するし。
それでも1人退場から劇的な勝利。
審判による素晴らしいお膳立て。ありがとう早川。そして○ね。


で、恒例の、負かした相手サポのブログ巡り。
柏サポは、サポ歴の長さとサッカー観戦の豊富さをJ2で一番感じる。
負けてもまだ首位、というココロの余裕があるせいかもしれんが。


その柏サポAさんのブログから、試合前夜の日記を一部抜粋。


で、展望してみます。


まずは仙台。
ここスタメンは固定ですが情報によると大柴が先発になるかもと言うことです。
ジェフ時代には日立台で薩川くんを置き去りにしたゴールなど活躍していましたが、ケガで長く休んでおり最近復活したとのこと。いい動きをしているようなので要注意と言った感じです。
ということは自慢の外国人3人のうち1人が外れるわけで、たぶんチあごネービスでしょうか。
前線からプレスに行くと言う話もこぼれてきてますけど、うちもまだまだものに出来ていないプレーをそう簡単にはできないですよ。。。


仙台の外国人はシーズン当初から「守備意識の低さ」が言われておりましたが改善はされているようです。ただ攻撃に専念できない事も多くなりかつロペスに対しては各チーム徹底マークをつけてくるんでストレスも増加しているかもしれません。試合ごとによかったり悪かったりで春先の安定感にはちょっと足りない印象。いい試合をしても結果が伴わないジレンマ(ここ6試合1勝1分4敗)におちいっているようです。


しかしながら、途中加入の丸山が精神面をケアしているようで1節の休みもあり建て直していこうと必死のはずです。
そういう「負の意識」を払拭するにはうちはちょうどいい相手。モチベーションを上げるにはホントいい相手なわけですよ。常に標的にされる方も辛いもんではありますが仕方なし。受けてたつしかありません!


基本的にはしっかりとしたゾーン、ラインを敷いて守り、前掛かりの相手に出来る「広大なスペース」を有効に生かす戦術なのかなと思うんですけどそれはそのままなのかな?
2人くらいが大きく開きサイドのスペースを活用することが各チームの研究で充分に出来ていないようです。
最近の3外人の出来は正直どうなのかわかりませんが私だったら大柴のような「労を惜しまず走る」タイプは使っていきたいですね。ただし今まで以上にラインを押し上げる勇気も当然必要です。前と後ろの意思疎通ができないときは…悪い時のうちのようになってしまうかもです。


(略)


柏は普段どおり「やるべきことをやる」に徹するべき。
かたや仙台は「勝点3」しかダメなんです。
ここの結果が勝点3でなく6や12くらいの価値のあるものになるでしょう。
サンタナ監督の胸中は…引くのか打ち合いを恐れないのか…

「スペース」を活用できた方に勝利の女神は微笑むでしょう。

コンパクトないい試合を期待します。
もちろん勝つのはうちらです!


……なんかすごいっしょ?
もひとつ、柏サポBさんの試合後の日記。


試合の詳細は、もう忘れます。


でも、どうしても次につなげたいことだけは。


主審は、たしかに酷かった。
でも、わたしたちは主審に負けたわけじゃない。
寸分の疑いもなく、「ベガルタ仙台に負けた」。
カード乱発でしか試合をコントロールできない審判は、恥を知ればいい。
ただ、それ以上に、柏レイソルは、屈辱の意味をかみしめねばならない。


選手ひとりひとりには、言いたいことが山ほどあります。
でも、もう愚痴らない。
ボールは、ゴールに向かって蹴らなければゴールには入らない。
サッカーには、芸術点なんて項目はない。
前を向いて走らなければ、前には進めない。
ただ、それだけ。

(略)


ひとつだけ、胸はれること。
仙台在住の友人から、「柏の応援がすごかった。負けちゃいられんと必死になった」と。


レイサポって、“数”じゃないんだよね。


“熱量”なんだと思う。


幸いにして現地に行けた者たちは、お留守番組のみんなのぶんまで、声出した。
勝たせられなくて、ごめんなさい。


上記、「勝たせられなくて、ごめんなさい」は、
最近勘違いはなはだしいウチのコアサポに聞かせてやりたいね。
「俺たちこんなにがんばって応援してるのに、選手が応えてくんないんだよな〜」なんて
思い上がりもいいとこ。
「チームが負けたのは、俺たちの応援が足りなかったからだ!」なんて謙虚な姿勢はどこへ。


ただ、なかにはこんなイタ〜イ柏サポもいるわけで。


(略)


最後に言いたいのはその相手の監督だ。
JsGoalのインタビューから読み取るしか無いのだが、まるで仙台の選手が冷静に対処し、柏の選手が未熟だった様に語っている。


ここで突っ込んでおく。
これはJ's Goalの以下の親方コメントのことと思われる。


「非常にタフなゲームだった。こういうゲームでは『勝つ』という気持ちをまず見せないといけない。プレーの面でも、戦いの面でも、何が何でもそういう部分を見せていかないといけない。そしてベガルタは、最初から最後まで戦いながらも、常にプレーを求めていた。相手を削りに行ったり、ファールで止めたりして時間稼ぎをするようなことは、選手たちは一度もやろうとしなかった。今日のゲームで何が違ったかというと、ベガルタは常にプレーしようとしているが、相手チームは常にそれを止めようとしてくる。そこでベガルタは、今日は戦った。戦いの部分があったということが、いつもとの違いだ」


岡山をはじめとした、柏DF陣、とにかく接触すれば倒れてゲームを止める。
異常人格者・早川が「接触=ファール」をするのを逆手にとった、
まともにサッカーする気のないゲームストッププレイの連続。それは確かにあったよ。
この人の同じ日記の前の文章で「柏は首位にいる奢りとも思える様なプレーを見せる。局面での厳しさは見られた。しかし前半はまるで横綱相撲を取りに来ている様で、ひたむきさに欠けるプレーだったと感じた。」
と自分で指摘しているにも関わらず、この親方コメントにブチ切れたみたい。


しかも柏の成績が「運がいい」と公式にコメントする始末だ。
正直に言うと、相手の監督のコメントとして、その冷静さを欠いた盲目さと現実逃避に近いコメントは残念だし、器の小ささを感じている。悪いが仙台は監督の選定で失敗をしたのでは無いだろうか。


これは同じく下記の親方コメントのことと思われる。


「そして今日対戦したチームは非常に素晴らしいチームで、今季のJ1昇格の大候補である。でもレイソルには今シーズン、運もある。運があるチームというのは、負けたときも不利にならない。今日は神戸も横浜FCも引き分けた。これは他のチームの事をコメントしているだけであって、彼らのチームに対して何かあるわけではない」


上記したように、これは「負けたけど勝ち点1差でまだ首位」という状況を述べたに過ぎないのであって、
「柏は運がいいから首位にいる」なんて意味じゃないのは明白。
ほかの柏サポも言っていることで、「冷静さを欠いた盲目さと現実逃避に近いコメント」は
あんたでしょ、と突っ込んでおく。


そして、柏の選手諸君及び石崎監督に言いたいのだが、大いに怒るべきだ。
これまでどれだけ苦労してきたのかと。
どれだけ相手チームよりも走り勝ったかと。
どれだけ相手チームからゴールを奪ったかと。
この仙台戦について自分はあまり内容には触れていないが、何故かというと、ハッキリ書くが仙台が勝利したのはまぎれも無く「運」のみだからだ。
仙台にサッカーのプレー上で評価出来るプレーは殆ど無い。柏の守備組織を意図的に崩すプレーは疎か意識も感じられなかったし、シュート機会も少なかった。


あーあ、もう冷静さのカケラもない。この文章の前に
「これまで自分は、サッカー観戦は200ゲームを下らないと思う」なんて自慢?してるけど、
そんなに観戦してこの程度か……とため息ついちゃう。


両者のチームの力には相当な差がある。胸を張って柏に帰って来て欲しい。


まあ、現実を直視したくないのはわかるけど、
第1クール、第2クール、そして今回の10vs11で2点差がついてしまうという
これまでの試合を見て「両者のチームの力には相当な差がある」ってのはもう……。
まあ、こんな負け惜しみが見られるのもこの趣味の醍醐味(え?)。


そしてここに登場、キングオブ負け惜しみ、
試合中、行方をくらましていた1トップ、キタジさんの日記です!


負けてしまいましたが、内容的には悲観する感じではなかった。


負け惜しみの、軽いジャブです。



だからって負けたら何も意味ないけど。試合を振り替えると前半からいいテンポで攻撃が出来ていたと思う。けど、最後の部分で手数がかかりすぎたりしてしまいゴールまではいかなかった。後半、相手が退場した後の一瞬の気の緩みは全体的にあったかもしれない。失点後は、相手が一人退場してるのもあり、がっちり引いてしまい試合を難しくしてしまった。


がっちり引いているはずの相手に何度もゴール脅かされていたよね。なぜ?


個人的には、前半はうまく攻撃の基点になれてたと思う。今日のミーティングでも、攻撃の良かったと言われる部分のほとんどが基点になれていた。


出た!「チームは負けたけど俺は良かった」発言。責任逃れ必死すぎ。
1〜2年前のキンちゃん見てるみたいです。キタジ、プロ何年目だっけ?


また「スルーが多い」とも言ってくれたけど、基本的にスルーはうちの戦術の一つ。練習もスルーからの攻撃の形もたくさんやっています。後ろが見えないからミスを怖がってみんなチャレンジしないけど、ミスしてもいいからやっていこうと監督からも言われているし、もっと全体的にもチャレンジするべきだと思う。うまく出来るようになれば相手はすごくマークしにくい。


「うまく出来るようになれば」って、それができないから非難されてるんじゃん。
でもスルーってそんなに練習して見につけなきゃいかんほど重要な戦法か?


実際チュンソンとはうまくスルーからチャンスを作れているし、ゴールにも繋がっている。


イ・チュンソンが復帰したらあんたと入れ替わりだろ?意味なし。


今はなかなかいい形が出来てこないけどやらないと出来てこないから。昨日のミスは相手のDFがスルーって言ったから味方だと思いスルーした。(ちなみに普通はイエローカードが出る。)

味方の声の区別がついてないのね。確かにバレたら「非紳士的行為」でカードですが。
味方の位置も把握していないで、いきなり本番ぶっつけでスルーするキタジ萌え。


とは言え、これももっと精度をあげないといけないと思う。ミスはミスだから。もっと正確に、味方の位置をもっと確認してやっていきたい。


もっと正確にもなにも、まったく味方の位置把握してないのは明々白々。


でも、シュートを打つ意識にしてもそうだけどミスを恐れてチャレンジしないことが一番ダメだと思う。これからもトライしていきたい。


「ミスを恐れずシュートする」という姿勢が欠けている点が非難されてるんだと思うのだが。


しっかり指摘してくれる人がいる事は僕としては喜ぶべきことだと思います。(略)僕もスルーの事をそんな風に思われていたなんて思いもよらなかったから。それだけでも、このサイトの意味があったかな(苦笑)


それでできたのがこの言い訳か。指摘しても意味ねんじゃ?


最後に。この試合のレフリーは僕が10年間プロでプレーしてきた中で一番良くないレフリーだった。怒


まあ確かに。でもこの程度で「一番」って言ってるようじゃ、
あんま大した10年間じゃなかったかもね。
キタジを見る目、今回のことで大いに変わりました。